婚活で相手の心を掴む会話術

以前と違い、いまは婚活の種類がいろいろと増えました。仲人さんが立ち合ってくれる純粋なお見合いは少なくなって、婚活サイトや街コンや出会いのパーティーなどのほうが、主流ですね。
気軽に参加出来て費用も安いですから、出来ればそういった場所でパートナーを見つけたいと思う人が多いのではないでしょうか。
新しいタイプの婚活では会話力が重要
婚活サイトや街コンは、出会いが提供される以外は、自由恋愛とほぼ一緒です。条件も大事ですが、それ以上に本人の魅力とコミュニケーション能力がモノを言います。
しかし、魅力とコミュニケーション能力があったら、そもそも婚活になんて参加してないよと思いませんか?だから費用が高くても、お似合いの相手を探してくれたりアドバイスをしてくれるコーディネーターさんがいる結婚相談所を選ぶ人も増えているのですね。
コミュニケーション能力は、話し方をほんの少し変えるだけで改善出来るなんていう本がたくさん出ています。営業向けのビジネストークテクニックなどは、異性や友達との会話でも十分使えます。
話すのが苦手なら聞き役に徹する
私が知っているのは、心理カウンセラーが相談者の話を聞くときに使う傾聴テクニックです。特に話ベタを自覚する人は、無理に話を盛り上げようとするより、聞き役に徹したほうが疲れませんし、印象も良くなります。
心理カウンセラーは、初めて会ったその日に相談者と信頼関係を築かないと仕事になりません。第一印象が大きく影響する婚活でも、心理カウンセラーの傾聴テクニックは、短時間で相手に安心感を与え、心を開いてもらうのに有効です。
傾聴の基本は
・相手の目を見て聴く
・相手の話をさえぎらない
・リアクションは大きめに
・アドバイスはしない
・共感の相づちは3回重ねる
などですが、特に最後の2つについて説明させて下さい。
売れっ子ホステスやホストは、お客様から相談されても余計なアドバイスはしないって知っていますか?アドバイスは、たとえ正論であっても相手を不快にしたり落ち込ませたりするからです。相手のためを思って発した言葉にも関わらず、気持ちよく受け入れてもらえることは少ないのです。
スポンサーリンク共感力をアピールする
もうひとつの、共感の相づちは3回重ねるですが、普段なら「へぇー。」で終わってしまうところを、あと1~2語付け加えるようにします。
「へぇー、そうなんですか、大変ですよね。」
「わぁー、ありがとうございます、嬉しいです。」
「ええ、ホントですね、私もそう思います。」
「なるほど、知りませんでした、ビックリしました。」
とまあ、こんな感じです。反応が一言で終わってしまうと大人しい印象になりますが、あと2語プラスするだけで、相手は「話を聞いてくれている」とより強く感じるのです。
無理に話を合わせろということではありませんよ。相づちを打つ場面で、ちょっと言葉のサービスをするのです。