婚活の同時進行で傷付かないための心構え

結婚相談所、婚活サイト、婚活ツアー、街コン、お見合い…。婚活の方法はいろいろありますが、どんな婚活においても同時進行(重複交際)はOKというのが、暗黙のご了解です。また、同時進行している事を相手に隠すのも暗黙のご了解です。
ですが、相手を傷付けてOKという事ではありません。
必要以上に相手を傷つけないために
自分が「この人が運命の人かも」と感じ、交際も順調にスタートしたと思っている時に、「ほかの方とお付き合いする事に決めたので」と言われたら、悲しいですね。残念ながら、婚活の世界では、よくある事なのですが。その人を想っている時間が長ければ長いほど、傷が深まります。
傷付けずにお断りする方法は無いですが、出来るだけ浅く済むように、自分なりに考えて、何処までの同時進行ならアリか決めておいて欲しいなと思います。
結婚相談所でしたら、そのへんのルールは設定されていますし、コーディネーターさんがアドバイスしてくれますので、悩む事はありませんね。
婚活サイトなど、個人の責任でお付き合いを進めるところでは、なるべく早い段階で答えを出す努力はすべきです。何度もお会いする場合は、「迷っている」とか「まだよくわからない」といった発言で、「まだお付き合いしているわけではない」ということを、相手にわかってもらう努力をしましょう。
私の感覚では、少なくとも「お付き合いしましょう」などの言葉で確認したら、もう同時進行は止めて欲しいですね。婚活サイトで知り合ったなら、一緒に退会するのがよいです。
スポンサーリンク必要以上に自分が傷つかないために
一方で、自分が不要に傷付かないように考えておくのも大事です。同時進行はあり得ると常に考えて、相手の気持ちがはっきりしないうちから、勝手に両想いと決めつけて盛り上がらないことです。
何度も会っているのにはっきりしなくて苦しいなら、ズバリ「1対1でお付き合いしていると思ってよいでしょうか?」と確認したらいいのです。もちろん「私は結婚を前提に真剣にお付き合いしたいと思っているので、ほかにお会いしている方がいるなら、そろそろ答えを出してくれませんか?」と言ってもいいと思います。
これは婚活に限らず自由恋愛でもそうですが、相手の気持ちを明確な言葉で確認する事をおこたって、勝手にお付き合いしていると思い込んで、フラられたらヒドい人だと相手のせいにするのは、ちょっと違うと思うのです。
婚活では、直接顔を会わさずメールやプロフィールだけで相手の事を想う時間が長いので、つい相手も自分と同じ気持ちだと思い込んでしまいがちです。相手の気持ちを勝手に決めつけないで、事実確認をすることで、身を守りましょう。
大きく傷ついてしまうと、なかなか次の出会いに気が向かなくて、婚活に支障が出てしまいますのでね。