婚活で20代女性を希望する男性に怒る意外なカラクリ

婚活していると、20代女性しか狙わない男性がたくさんいるのを知ることになりますね。20代30代の男性から40代女性が対象外にされても当然と思いますが、40代50代にも私達を対象外にする人はたくさんいます。「あなたは対象外」と言われたら私も面白くないです。
ですが、ネットの掲示板で、男性の若い女性好きを非難する女性の書き込みを見ると、ちょっと過剰反応気味かなと思うケースがあります。
相手にされないから怒っているわけじゃない?
腹をたてて書き込んだところで、男性の考えを変えられないし、自分に有利になる事はないのに、男性を非難せずにいられないのですね。
子供を持ちたいから若い人希望ですって?ほんとうは子供を持つ持たないにかかわらず、男性は若い女性が好き、というのは女性側もわかっています。
若い女性はやはり美しいですので、同じ女性である私も好きです。見た目が美しいだけでなく、世間ズレしていない純粋さや、ハツラツとした明るさに癒されたりもします。また、歳下というだけで、自分のほうが立場が上であるかのように錯覚します。若い女性を妻に持てば、子供が持てて、見た目がよく、癒されて、自分が精神的に優位に立てて、いいことずくめですネ。
でもそこに人間性はあまり関係ありません。まるでペットでも選ぶかのようです。女性の人格を軽視しているから、私達は腹が立つのです。
「若い女性ばかり狙っている」と非難を受けた男性は、「年収の高い男性ばかり狙っている」と返します。本当にその通りで、相手の人格を軽視する人は、男性にも女性にも一定数いるものです。
それはわかっているけど怒りが収まらない場合は、別のところにも怒りのポイントがあるみたいですよ。
同じような言動をしている人は腹が立たない
確かに、男性を年収や身長で区切る女性も、男性の人格を軽視しています。年収1000万以上、医師か弁護士で、同居無しで、専業主婦希望などと平気で書ける女性もいます。きっとそういう人は、男性の若い女性希望を聞いても、大して怒りません。お互い様というところでしょう。
お互い様の二人には共通点があります。結婚相手の人格を軽視した条件を提示する事を、自分に許しています。
スポンサーリンクマイルールが多いと、腹が立つことも多い
一方、過剰に怒ってしまう人は、相手の人格を軽視する事や、高条件を希望する事を、自分に禁止しているのではないでしょうか?
相手の人格を軽視するような条件は提示すべきでない。不釣り合いに高い条件を希望したりするのは、分別のない人間のする事だ。そんな風に、自分で自分に課したルールを守っています。
自分が自分に禁止したことを、いとも簡単に、しかも悪びれる事なくやっている人を見ると、激しく怒りを感じるのです。強く禁止すれば強く禁止するほど、怒りも強くなります。
これは、婚活以外のどんな場面でもそうです。
例えば私自身のことですが、職場で周りの人が仕事をしているにもかかわらず、自席で朝食をとっている若い女性を見てイラだちます。朝食をとる時間を惜しんでぎりぎりまで寝ていて、そんな風にだらしがないことをアピールするくらいなら、朝食を抜けばいいのにと。(私の職場は、始業時間が人によってバラバラですが昼休みは同時です)
このことを夫に話すと、私の怒りは理解できないようでした。また、テレビのCMを見ていると、朝食に手軽なパンを、職場の自席で若い女の子が食べていました。どうやら、職場で朝食をとるのは非難するようなことじゃないらしい・・・。
私は勝手に自分の中に「仕事をしている人の横で食事をすべきでない、朝食は特にみっともないので女性はすべきでない」とマイルールを作り、一生懸命守っていたので、それを簡単に破る人をみてイラだっていたのでした。
勝手にマイルールを作るなとか、怒るなと言っているのではありません。誰かの言動に怒りを感じた時、その言動を自分に禁止しているから、怒りが増すのだというカラクリを思い出してください。その怒りの中に、「自分の物差しに合わないから」に怒っている部分が含まれていると気づけば、怒りに対して客観的になることが出来ます。